

SMSアイ-ソリューション > ブログ > 北陸富山あれこれブログ > 北陸富山の初夏トレッキングが爽快!立山山麓(龍神の滝・百間滑)
2016年06月21日
夏日が続く今日この頃。まだ梅雨も始まったばかりなのに暑すぎます!
どこか涼しいところに出かけたい!!
富山が誇る立山山麓の秘境「龍神の滝(たつがみのたき)」と「百間滑(ひゃっけんなめ)」のトレッキングコースに行って来ちゃいました!
暑い時期に多くの方が訪れるという富山では有名なスポット。
滝の音や沢のせせらぎって聞いているだけで涼しくなりますよね。
すごく良い所だよ!とのウワサ。なのに私行ったことがなかったのです。
行ってみたい富山のスポットの一つ!
しかも最近アウトドア不足で、今年に入ってからNO登山。これはぜひ行かねば!と、ダンナの重い腰を上げさせたので(笑)(私一人では行けなくて(^_^;))
龍神の滝は、立山山麓エリア、牛首谷の上流にある落差40mの滝。
百間滑は、龍神の滝の下流百間(200m)にわたる一枚岩の岩肌の上を美しく滑るように水が流れてるとのこと。夏の夕立のあとに、龍がこの急流で遊ぶと言ういわれもあります。神秘的!
どうやって行こうか考えていたところ、おや?近くに山が3つもある。
山好きな私・・・。
せっかくだから登山もしなけりゃもったいない、と、瀬戸蔵山~龍神の滝トレッキングコースを選びました。
冬はスキーで賑わう立山山麓スキー場。その駐車場に車を停め、ゴンドラリフト乗り場を目指します。今回は、ゴンドラリフト山麓駅→山頂駅→瀬戸蔵山→龍神の滝→百間滑、のコースです。
シーズンオフのスキー場って初めて。なんかやってるのかな?
駐車場に車を停め、最初に目に入ったのはパラグライダー。
おぉ~、飛んでいる。青い空のキャンバスに黄色やオレンジ色の、色とりどりのパラグライダー。皆さん見事に空に浮いています。飛んでいる人、めっちゃ気持ちよさそうだなぁ。
あとから調べたのですが、パラグライダーは体験コースからスクールまであり、超初心者でも「空を飛びたい」という願いが簡単に叶えられそうです。空を飛びたい人集まれ!!
駐車場からちょっと歩いて、ゴンドラリフトの乗り場に到着。
こんにちは、さっさなりくま君。
ん?ジップラインアドベンチャーってなんだ?
置いてあるチラシを見ると、登山用の滑車(プーリー)を身につけ、ワイヤーロープを滑空する空の新感覚エコツアーだそうです。
立山山麓ゴンドラ山頂で鳥のように富山平野、富山湾や立山連峰を眺め、森の中を滑空する爽快絶叫のアクティビティ。これは楽しそう!!
谷底をワイヤーロープで滑空するなんて、きっと「キャーッ!!」って絶叫してしまう。怖いけどやってみたい!鳥になった気分が味わえそうなジップラインにすごく興味がわいてきました。
だって、滑車を使って滑空するんですよ?スピードも半端なく出ますよ?
絶叫せずにはいられないでしょう(笑)
しかも大自然の中を滑空するなんて、まるでターザン気分(古)
子供の頃、ターザンごっこやったことありませんか?
それが今、叶うんですよ!次回はぜひ体験してみようっと♪
それでは、片道切符を買って乗車します。
ゴンドラリフトの乗車時間はおよそ8分。あっという間に山頂駅。
(高所恐怖症のため、乗っている間はずっと固まっていたのでコメントはありません(笑)高い所が大丈夫な人にはゴンドラおススメです。)
さて、ここからです。
山頂駅から瀬戸蔵山の頂上まで40分ぐらい。
下から登るよりは早いようです。
ゴンドラでラクしちゃったので、登山するにはなんだか物足りないかな…。
って思っていたのもほんの束の間。
出発してからずっとずっと登り階段が続き、物足りないどころか、疲れてきました。
階段キツイ…物足りないって思った自分、撤回します(笑)
しかし登山道にはたくさんの花が咲いていて、私達を応援してくれます。
たくさんの花達、応援ありがとう(^.^)
そしてついに頂上到着!コースタイムほぼ40分(予定通り)。
頂上に来ると、何か大きなことを成し遂げた感あります。
だって標高1320mもの高さに自分の足で辿り着いたんですから。
毎度のことながら、下界を見下ろしてはこんな高いところまで登って来たって凄くナイ?!
私やるじゃん!と思います(笑)
(あれ?でも今回は結構な高さまでゴンドラリフト使いましたが…それが何か?(笑)
達成感で疲れも吹っ飛びます。これだから、登山はやめられない。
さて、頂上はたくさんの登山客で賑わっていました。
天気は良かったけど山頂は曇り景色で、今日は思ったほど眺めも良くありません。
頂上に来たという達成感は満喫できたので、5分ぐらいの休憩の後、お昼ご飯も取らずに私達はサッサと下山開始。
今回は、山はついで(笑)。本当の目的は龍神の滝と百間滑です。
どうせ下りだから楽ちん、サクサクっと下山しましょ♪
…と、めっちゃお気楽に下山し始めました。
ところが、今度は延々と続く下り階段。
延々と、です。それも意外と急階段。
この下りは結構膝に来るから気を付けてって、ゴンドラ駅の職員さんに聞いていました。
しかしながら、このまま下り階段が下まで延々と続くのか?
しかもコースタイム1時間ってなってましたけど?ってちょっとイヤな予感。
足が段々フラフラになりつつ、ダンナも私も無言でひたすら修行のように下り続けます。
行けども行けども下り階段。また階段。まだ階段。終わらない階段スパイラル。
でも階段を下りなければ家には帰れません(笑)
泣き泣きになりながら、小1時間も過ぎた頃ようやく階段が無くなって「龍神の滝」の看板発見!心の中でガッツポーズ(笑)
はてさてダンナは?ダンナの顔を見ると、言葉にはしないものの長い苦行から解放されたような感じ?厳しかった表情が緩んできたようでした。
階段を下りている時は、辛いと言ったら余計に辛くなりそうだったので、暗黙の了解でお互い黙々と下りていたのですが、階段が終わってさすがに嬉しかったのでしょう。
表情も明るくなり口数も多くなってきました(笑)
やっぱりダンナもきつかったんだな~。いつの時代も男性は女性の前ではやせ我慢?
そうなると一刻でも早く滝を見て癒されたくなり、歩く足もいつしか早足に。
遊歩道の道順に従い歩くと、草木の間から龍神の滝が見えました。
落差40m。結構すごい。滝の流れる音が清々しい。
近間でこれだけの落差のある滝を見られるって素晴らしいです。
そしてなんとすぐそばには松尾滝が。滝二つも見られるとはお得♪
二つの滝を見て、沢の流れる音を聞きながら歩き続けます。
百間滑は龍神の滝の下流に位置するので、気づいたらいつの間にか百間滑の横を歩いていました。ありゃ、始まりはどこだったんだろう?気づきませんでした。
汗かきながら歩いてきましたが、やっぱりこの辺は涼しくて気持ちいい。
百間滑は、初夏の今はまだ水量が少なめ。
これからどんどん水量も増え豪快な流れが楽しめるのではないかと思います。
龍神の滝も百間滑も、これからもっと暑くなる季節にはとても涼しくて良い場所です。
ベンチもたくさんあるし遊歩道も整備されており、トレッキングには最適です。
今度は真夏、避暑に来よう!
立山山麓は、森林セラピー基地として認定されているとのこと。
確かに、緑溢れる木々や可愛い花々を見、滝が流れる澄んだ音や鳥たちの美しい鳴き声を聞き、湧水をそっと手ですくって飲んで美味しいと感じるたびに、体には多少の疲労感があったものの、リフレッシュしていく自分に気づきました。
昨日まで仕事や家事で疲れ切っていたのに、あれ?なんだか心がすっきり軽くなっている。
日頃の雑念がどこかに吹き飛んだようです。しかも体も心地よい疲労感。やっぱり体は動かさないとね。これで明日からも仕事や家事が頑張れそうです。これぞ、セラピー効果!
とは言え、たくさん歩いてお腹も空いてきました(笑)
ゴンドラリフト乗り場近くの「ハロー」というお店に入り、「チャーハンカレー」を注文。
なんと、チャーハンにカレーがかかっているのですよ!
チャーハンもカレーもどちらも楽しめ、めっちゃ美味しかったです。
お腹も満たされ満足して帰路に着きました。
今日も無事に帰れて良かった。自分の体と自然の美しさに感謝です。
ありがとうございました(*^_^*)
しかし私達は次の日からおよそ4日間。
ふくらはぎの筋肉痛に悩まされることになるのでした。
■ writter:Ruby
北陸の魅力は、いっぱいある!北陸三県の魅力を紹介したブログもぜひご覧ください。
■ 参照ページ
JMB立山パラグライダースクール
ジップライン・アドベンチャー立山
滝と渓谷