

SMSアイ-ソリューション > ブログ > 北陸富山あれこれブログ > 富山の夏は落差日本一!称名滝で涼しむ夏と秋の人気避暑地!
2015年08月25日
落差日本一の富山、称名滝。水煙を上げながら一気に流れ落ちるその落差は350mになります。
雪解けシーズンの春になると、称名滝の右隣に幻のハンノキ滝も出現して、巨大なV字滝が出現します。タイミングが良ければ、さらに流量が増した季節にソーメン滝も現れてくれます。
3つの滝が並ぶ光景を見てみたいなら、天候と雪解け状況を事前にチェックしてから出かけてみましょう。出かける前は、持ち物チェックもお忘れなく!
豊かな自然に囲まれている称名滝!
先日のお盆やすみに、四季折々の優美な景色を魅せてくれる富山県の称名滝へと足を運んでみました。立山駅から車でわずか20分。駐車場から称名滝まで徒歩で30分ほど進みます。
ダイナミックに流れ落ちていく夏の称名滝までの道なりは、明るい緑に囲まれて、清々しく爽やかな景色を楽しむことができます。
周りの緑に心を癒してもらいながら歩いていたので、とても清々しく体感的には1km歩いたほどでした。
称名滝の渓谷美と、対岸からは悪城の壁も楽しめる富山県の人気スポットです。
悪城の壁は、立山の火山活動で生じた溶結凝灰岩の一枚岩が称名川によって削られてできた一枚岩の大断崖。大きく二段に分かれていて、称名川の南側に、最大高低差約500m、長さは2kmにわたって続いています。
立山駅から称名滝に向かう車窓から右手に悪城の壁を眺めることができる。駐車場のある展望台からはじっくりと観察できるので、ぜひ展望台にも足を運んでみてください。
称名滝が見えてくると、驚いたのは大瀑布。立山連峰の水を集めて勢いよく流れ落ちる称名滝の滝壺からは、大量の水しぶきと水煙が立ち上っていました。
称名滝は4段に折れており、第一段目が70m、二段目が58m、三段目が96m、4段目が96m。滝壺の直径は60mあり、水深は6mもある。
称名滝の水は立山連峰から流れる水で、この称名川を渡って下流の常願寺川へ流れていきます。
高い所から白い布を垂らしたように直下する水の流れといいつつも、称名滝が日本三大瀑布と呼ばれてないのが不思議なほどです。
対岸からは、夏の新緑とともに初秋の彩りが称名滝を囲むように茂っており、夏なのにすぐそばで秋を感じさせてくれるとても不思議な風景でした。
今回は「夏の称名滝」をご紹介しましたが、次回は紅葉が彩る「秋の称名滝」へ出かけたいと思います!きっと美しい紅葉に囲まれて、優美で艶やかな姿を魅せてくれることでしょう。
ぜひ富山の絶景をカメラに収めていきたいと思います。
日本全国のあらゆる滝の写真素材もぜひご覧ください。