SMSアイ-ソリューション > ブログ > 北陸富山あれこれブログ > 登山初心者も楽しめる!富山百山の来拝山から見る絶景を堪能しよう
2015年09月17日
夫婦でアウトドア的な趣味が持ちたいと思い、元々興味があった登山に挑戦しようと思いました。富山県はその名の通り「山に富んで」いて、気軽に登れる低山が多いです。
富山にずっと住んでいるのに、小学生の頃登った「立山」と最近登った「尖り山」くらいしか登山経験が無かった私。「富山の百山」という本を購入し、ネットで調べて、友達にも色々と聞いてみました。
先日「尖り山」登山に成功して勢いづいた私達は、さっそく次の週に富山百山にもある初心者向けの来拝山へ登山を試みた。
来拝山は、立山町にある標高899.3mの山。名前のいわれは山頂に「来て」立山を「拝む」ことに由来しています。
目指すは「国立立山青少年自然の家」。まだ不慣れな私達は、そこで登山届を提出し来拝山とはどんなところか聞いてみた。
「熊鈴は持って来られましたか?」「持って来ていません。」
職員さんは念のためと熊鈴を貸して下さいました。やはり登山する時は必須なようです。今度は忘れずに持って来るとしましょう。(ちなみに熊鈴は、熊さん除けの鈴です)
恐る恐る、初心者でも登れる富山の山だと聞いてきたのですが…と言うと、職員さんは「幼児でも登りますよ。」とおっしゃったので、安心して頂いた地図とともに登山口へ向かいました。
さぁいよいよ登山口。最初は調子よく登っていたものの、しばらくすると、何?!すごいアップダウン。ロープとかあるけど!ロープつたえに登るなんて聞いてないよー!
初心者の私にとってはアドベンチャーです。本当に幼児も登るのか?最後まで信じられない。そのうち息が切れはじめ、もう無理~、ハァハァ…まだですか頂上は!!
なんて思っていると、急に何か開けていく感じがして頂上に。そこに待っていたのはものすごく気持ちのいい空気と眺望。
気持ちいい。さっきまでの辛さはどこへ。登って来て良かった!心からそう思いました。
念願の山頂でのカップラーメン。この日のためにわざわざ購入したお湯を沸かす道具で、わくわくしながらお湯を沸かす。う~ん、非日常的。
沸騰したお湯をカップ麺に入れて待つこと3分。馴染み深いカップ麺なのに、なぜか富山百山の山頂だとめちゃくちゃ美味しい。夫の大好きな玉子サンドも合わせて完食。あ~満足です。
そのあと山頂から見える素晴らしい景色の写真も撮って十分に堪能。立山もはっきりと見えました。本当に気持ちが良いです。それでは下山しましょう!
下山は登る時よりもスピードが早く、あっという間に登山口に近くなろうとしたその時、夫が地図を見て「こっちの道はもっと近道だ。」と言いました。
それもそうかなと思った私は、来た道と違う道を行くことに賛成。しかし…!なんとしたことか、私達は道に迷ってしまったのです。
幸いな事に、偶然正しい道がわかったので登山口に戻る事ができましたが、もしあのまま迷ってしまったら…と考えるとちょっと怖かったです。どんな低い山でも甘くみてはいけませんね。初心者で安易な行動をしてしまい反省しました。油断禁物!
同時に再認識した夫の性格。取扱説明書や料理のレシピを無視して失敗するというところ。山でもか(笑)
無事に立山青少年自然の家に戻り熊鈴を返して帰路につきました。いろいろあったけど、本当に無事に帰れてよかったです。低山と言えどやはり登山。油断すると大ケガや事故につながるという事がよく分かりました。
立山青少年自然の家から帰路についた道の途中では、猿の軍団の大移動に遭遇!雄山神社の少し手前ぐらいだったでしょうか、民家の近くなのにこんなにお猿さんがたくさん。しかも堂々と道路を横切っていく。
思わず車を停めて写真撮影。そしてお猿さんにも別れを告げ、また来拝山へ来ようと心に誓ったのでありました。
writter:Ruby
photo:ryamaaruki.exblog.jp
literature :yamaquest.com
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