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2016年03月31日

【SEO】否認ツールで不自然な被リンクを削除する方法

ホームページから他サイトのリンクを張ることを「発リンク」、
それに対してリンクを張られることを「被リンク」といいます。

 

検索順位を決定するGoogleでは
「被リンクが多いサイト」=「多くの人から称賛されるサイト」
として検索結果で上位表示する一つの基準としています。

 

品質の低いリンクや悪質なリンクと疑える被リンクに対して、
Googleではリンク否認することをすすめています。少しでも心当たりのある人は、
ホームページに張られている被リンクの安全性を確かめてみよう。

 

リンク否認する際に気を付ける点が多いため、
今回は弊社が実践して効果があったリンク否認の方法をまとめてみました。

 

seo0712photo

 

Googleに被リンクを否認してもらう

 

品質の低いリンクなど疑わしいリンクが張られているホームページに対して、
Googleは被リンク(バックリンク)を否認するツールを用意しています。

 

▼ 否認までの大まかな流れ

[1]Googleウェブマスターツールから、
被リンクが貼られているページのURLをダウンロード、
あるいは品質の低いリンクが貼られていると把握しているページのURLを確認。

[2]リンク否認したいURL、もしくはドメインを指定して
テキストファイルを作成。

[3]Google否認ツールを利用して、
リスト内のページ・ドメインを無視するように指定したリストをアップロード。

 

ここで、注意するポイントが3つあります。

 

  • ・GoogleからダウンロードしたURLを鵜呑み?
    ・ドメイン指定?個々のURL指定?どちらで否認?
    ・www有り無しで違いが出る!考えられるURLは全部否認?

 

間違った方法でリンク否認すると、
かえってホームページに悪い影響を与えてしまうことがあるので、
注意しながらリンク否認していきましょう。

 

リンク否認は「Google:バックリンクを否認する」から行えます。
では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

Googleからのデータを鵜呑みしてはいけない

 

Googleウェブマスターツールから、被リンクが張られているURLリストを
一括ダウンロードすることができます。
ただ、Googleは被リンクが張られた ❝ 全てのURL ❞ を教えてくれません。

これは過去にGoogleクローラーが被リンクをたどって、
自分のホームページに訪れたことのある場合に、
どこから訪れたかを示したURLが記載されています。

 

例えば、あるサイトの全ページに被リンクが張られている場合であっても、
Googleクローラーがその中の1ページからのみ被リンクをたどって
ホームページに訪れたのであれば、ダウンロードしたデータには、
1ページのURLしか記載されていません。

 

さらに、そのサイトの全ページからGoogleクローラーが
ホームページに訪れた場合であっても、データに全ページのURLが
記載されているわけでもありません。

 

このことは、必ず頭に入れておきましょう。

 

 

Steel chain

 

 

 

  • ◎否認ツールの解決方法

 

では、ダウンロードした被リンク先のURLリストをしっかり解析してみましょう。

 

どんなサイトから被リンクされているのかを確認してみましょう。

次に、どのように被リンクが張られているのかを確認していきます。

 

・被リンクが全ページに張られていますか?

・それとも特定のページのみ張られていますか?

 

品質の低いリンクや悪質なリンクなど、疑わしい被リンクを徹底的に洗い出します。

 

品質の低い被リンクを全てリンク否認したい場合は、
Googleからダウンロードしたデータに記載されていないページも、
被リンクが張られたページのURLを根気強くすべて抽出してリンク否認していきましょう。

 

時間と手間はかかりますが、1ページずつURLをリンク否認のリストに追加していくことで、
抜け目のないリストが完成しています。

 

ダウンロードしたデータには、Googleクローラーが過去にたどった
被リンクの全履歴が記載されているわけではないので、
被リンクを張っているサイトのページ構成をいかに読み取るかがカギとなります。

 

(例)

被リンクのリストをGoogleからダウンロード

http://www. 1example.com/page1/

http://www. 1example.com/page3/

 

リストからの抜けページ

http://www. 1example.com/page2/

 

抜けページも含めてリンク否認リスト(テキストファイル)作成

http://www. 1example.com/page1/

http://www. 1example.com/page2/

http://www. 1example.com/page3/

 

 

 

 

ドメイン指定?個々のURL指定?どちらも否認すべき

 

Googleのリンク否認によると、

「Googleに無視するよう指定する被リンクが記載されたURLをリストにしてください。さらに特定のドメイン(example.com)全体からの被リンクが全て無視されるようにするには、アップロードするテキストファイルにdomain: example.comという行を追加してください。」

とあります。

 

さて、ここで疑問が浮かびますよね。
個々のURL指定・ドメイン指定どちらも良いとありますが、
結局はどちらの方法でリンク否認を行うべきなのでしょうか?

 

・全ページに被リンクが張られている場合は、ドメイン指定だけで大丈夫?

・特定のページのみ被リンクが張られている場合は、URLだけ指定すればいい?

 

サイトによってリンクの状況は異なります。そのサイトに合うリンク否認を行いたいですね。

 

  • ◎ 否認ツールの解決方法

 

これは弊社の経験上ですが、
全ページに被リンクが張られている場合だけではなく、
特定のページのみ被リンクが張られている場合であっても、
URL指定とドメイン指定のどちらからもリンク否認するのがオススメです。

 

ドメイン指定のみの場合は、簡単に全ページをリンク否認できそうですが、
Googleは個々のURL指定でのリンク否認を優先的に処理してくれるような感覚があります。

 

さらに、特定のページのみ被リンクが張られている場合であっても、
張られていないページのURLもまとめてリンク否認リストに追加すると、より安心です。

 

表面的には、被リンクにより個々のページとホームページが
一本のリンクで繋がっているように見えていますが、
Googleクローラーは被リンクが張られているサイトとホームページのつながりが
疑わしくないか監視しています。

 

実は、被リンクを張っていないページとホームページの関係性についても
Googleの監視下にある
ため、否認リンクの強い意思を示す意味でも、
リンク否認に被リンクが張られていないページのURLを追加することをオススメします。

 

(例)

個々のURL指定とドメイン指定の両方でリンク否認のテキストファイルを作成

domain:2example.com

http://www. 2example.com/page1/

http://www. 2example.com/page2/

http://www. 2example.com/page3/ (←被リンクが張られていないページ)

 

 

 

 

www有り無しで違う!考えられるURLは全部否認する

 

またGoogleではこのような説明もあります。

「リンク否認する際、ドメインに www を含むバージョンと www を含まないバージョンの両方を確認することをおすすめしています。URLにwwwがある場合とwwwがない場合の 2 つの URL は、まったく別のサイトとして認識しています。」

とあります。

 

ただ、リンク否認したいサイトのURLで、
wwwありの場合も、wwwがない場合もページが表示されることがあります。
あるいはどちらかのURLで、そのサイトが作成した「404ページ」や
「このページは表示できません」といったページが表示されることもしばしばおこります。

 

この場合、どのようにすればよいでしょう。
Googleでは詳しく説明されていないので困ります。

 

wwwありなしの区別も分かりづらく、個々のURLではどのように指定したらよいのか。
ドメイン指定ではどうすべきか。

 

  • ◎ 否認ツールの解決方法

 

まず個々のURL指定について。
こちらも弊社の経験上ですが、wwwありなしの両方でページが表示される場合は、
必ずリンク否認ツールに追加しておきましょう。

 

この場合、Googleではwwwありのページもwwwなしのページも
インデックスしていると考えられます。
つまり、2つのURLは別々のページとして認識しているため、
片方をリンク否認すれば、もう一方もリンク否認されるなんて思ってはいけません。

 

さらに、いずれか一方のみ表示される場合やそのサイトで作成されたと思われる
「404ページ」等の場合も、wwwありのページとwwwなしのページいずれも
リンク否認することをオススメします。

 

また、ドメイン指定になっても同様になります。
判断が付かない場合は個々のURLもドメインも両方wwwありなしを追加してみてください。

 

弊社の場合も、なかなか否認されない被リンクに手を焼いていたのですが、
個々のURLとドメインいずれにもwwwありなしを指定すると、
2日程で被リンクの数が減少しました。これは効果がありそうです。

 

(例)

個々のURL指定とドメイン指定の両方でリンク否認のテキストファイルを作成

domain:3example.com

domain:www.3example.com

http://3example.com/page1/

http://3example.com/page2/

http://3example.com/page3/

http://www. 3example.com/page1/

http://www. 3example.com/page2/

http://www. 3example.com/page3/

 

 

 

 

リンク否認の操作方法

 

3つのポイントを押さえて作成したリンク否認リストを使って、
Googleウェブマスターツールから被リンクを否認いきましょう。

 

seo03313

 

 

 

被リンクと上手く付き合っていくホームページとは

 

Googleが定める、品質に関するガイドラインに違反するリンクや有料リンクの購入、
リンクまとめサイトやサテライトサイトにリンクを張った経験がある人は、
一度ホームページに張られた被リンクを整理して、
品質の低い被リンクを削除することをオススメします。

 

まずは、できるかぎり自分で削除できるリンクは削除した上で、
それでも削除できない場合にGoogleのリンク否認を使ってください。

 

ホームページを閲覧した訪問者のサイトやブログで
被リンクを張ってもらうことは容易ではありませんが、
品質の低いリンクや悪質なリンクではなく、
いかに自然的な被リンクを増やしていけるかが検索上位を目指す近道です。

 

  • 悪しき者は一刀両断!検索上位への道を切り開いていこう。

 

ご参考になりましたら幸いです。関連記事もご覧くだい。

 

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